

1.マイクロ化学/生化学分析・合成システムの系統的研究
マイクロ化学・生化学分析システム(Micro Chemical/Biochemical Analysis Systems:mTAS)
やマイクロ化学・生化学合成システム(Micro Reactor System)
は化学・生化学分析あるいは合成反応を実現する従来のシステムをマイクロマシーニング技術により
超小型化する研究分野として注目を集めている。
機械式流体制御機構を持つMEMS (Micro Electro Mechanical Systems) 型,
キャピラリー電気泳動 (Capillary Electrophoresis :CE) システムを平面基板上に形成した
チップCE型など連続的な流れの中で分析を行うフロー型マイクロシステム(図1-1)と
微小なチャンバーをマトリックス状に形成しその中で反応・分析を行うバッチ型マイクロシステム(図1-2)に
大別される。フロー型のシステムは,システムを構成する個々要素をマイクロ化し,
要素間を接続する微小流路を形成した平面基板に並べた2次元的な構造を持つことに特徴がある。
フロー型マイクロシステムで特に重要となる流体の性質,およびそれを考慮した混合器などのマイクロ流体機能要素が重要である。
また,マイクロポンプやマイクロバルブなどのマイクロ流体制御素子の系統的研究
およびチップへの集積化を主眼に置いた素子開発を進めている。
さらに,マイクロ分析システムやマイクロ流体素子の設計に
必要なCADシステムとその最適化に関する研究も行っている。

図1-1 フロー型マイクロシステム 図1-2 バッチ型マイクロシステム
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2001/06/07 webmasters@coe.waseda.ac.jp